割と好きな静かに近現代歴史を扱う映画

私の好きな映画の方向性の一つに、

  • 実際にあったことである
  • それは一個人の話ではなくある程度の公共性がある
  • 静か
  • 近現代
  • アクションではない
  • BGMが大人し目
  • 悲劇的な展開はない
  • グロではない
  • 泣けるシーンはない
  • 必ずしもハッピーではないが、現実通り合って最善に向けているラスト

と言うものがあることに気が付きました。
感想を書くので、もし類似作品があればTwitterかメールフォームから投げてもらえるとワクワクしながら見に行きます。

あらすじは直近で見ていたNetflixのもの。

 

 

『スポットライト 世紀のスクープ』

カトリック教会の信じがたい実態を報じた米国ボストン・グローブ紙。神父による児童への性的虐待と組織ぐるみの隠蔽という、教会の闇を暴いた記者たちの真実の物語。

Netflix https://www.netflix.com/title/80061341

 

むっちゃ良い。
何度でも見る。
でもpvは扇状的ですね。
胸が詰まる時も、胸が熱くなる時もあまりないです。

アメリカのある新聞社にある長期連載を専門とするチームが主人公。
複数の人間が主人公なんですけど、群像劇というよりはひたすらチームが主人公。
それぞれ少しはどういう人物か語られますが、心情や綿密な行動は追われません。
あくまで記者として活動してたその行動シーンだけが映される。

音楽もなんだかハリウッドっぽくないんですよ。
オーケストラじゃないし……多分。
使うシーンが本当に少なくて、その分印象に残る。

この作品はアカデミー賞をとっているんですけど、出来も素晴らしいのですがソレ以上に扱っている内容を広く周知、そしていくつも出される問いに各々どう考えるか?と言うのが評価……というか……広めなければというのも大事だったんだと思います。

たくさんの子どもたちが性的虐待を受けているということ。
それが社会的地位の高い、神父によるものだったもの。
楯突くなんて考えたことがない組織が相手だから、見てみないふりをしてないか? 一般市民も、主人公たちマスメディアも。
社会的弱者が狙われて被害にあったこと

なんかもういっぱい考えることはあるんですけど「考えろ!」とは言ってなくて、ただただ事実を見せられたら考えるしかないって作風でいいですよ。

 

 

 

『英国王のスピーチ』

英国王ジョージ6世は長い間吃音に悩んでいたが、言語療法士のライオネル・ローグに出会い、協力を求める決心をする。史実に基づく感動ドラマ

https://www.netflix.com/watch/70135893

 

こちらもアカデミー賞受賞作。
というかアカデミー賞取る作品は大抵まともで見る価値がある作品ですよね。

現イギリス女王エリザベス2世の父のお話。
真面目で誠実で地味な王子が、自らの苦手な行為=スピーチをできるようにその筋の偏屈な専門家と頑張ったり、政治やら家族やらのことで苦悩したり、頑張ったり、悩んだり、考え込んだりする話です。

主人公の片割れであるジョージ6世が真面目で誠実で地味で、前王という立場から無茶なこともされなく……とても上品ですね。

地味で堅実な話の流れですが、その筋の人には嬉しい要素も多くて、

  • 潤沢な資金と人を投入して誇張少なめに再現された当時の雰囲気
  • 現女王陛下の幼少期を筆頭にイギリス王室の人気者が次々に登場
  • ジョージ6世と王妃の二人三脚ぶり
  • 偏屈専門家は萌えよね

等々楽しいです。

 

 

 

さいごに

現在公開中の『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』がとても条件に当てはまりそうなので楽しみにしています。

 

 

 

 

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